「トラックドライバーの給料って実際いくら?」 「仕事はきつい? 未経験でも本当にできる?」
そんな疑問を持っているあなたへ。 私は3年間、トラックドライバーとして現場を走り回りました。 経験した車種は3トン、4トン、大型、そして全長21mのフルトレーラーまで。あらゆるトラックに乗った経験があります。
この記事では、ネット上の噂ではなく、**私の実体験に基づいた「仕事内容、給料、労働時間、きついこと・良いこと」**をすべて正直に語ります。
結論:トラックドライバーは稼げるが「会社選び」が9割
まず3年間の結論から言います。
- 稼げる(年収400〜500万円は十分可能)
- 運転が好きなら楽しい仕事
- ただし、会社によって待遇が天と地ほど違う
私の場合、稼げはしましたが「不公平な評価制度」に悩まされました。 これから目指す人は、**「自分に合った会社を選べるか」**が最大のポイントになります。
私のトラックドライバー経歴と年収推移
まずは、私が3年間でどのようにステップアップし、給料が変わったのかを公開します。
| 年数 | 車種 | 仕事内容 | 平均月収 | 推定年収 |
| 1年目 | 3トン・4トン | 地場配送(雑貨・部品など) | 約30万円 | 約360万円 |
| 2年目 | 大型トラック | 長距離(食品・雑貨など) | 約40万円 | 約480万円 |
| 3年目 | フルトレーラー | 定期便(自動車部品) | 約45万円 | 約510万円 |
トラックドライバーの給料のリアル
最終年の年収は約510万円。これが私のピークでした。 決して悪い金額ではありませんが、以下の現実に直面しました。
- 完全歩合制:運んだら運んだ分だけ稼げるが、荷物がなければ稼げない。
- 賞与(ボーナス)は寸志:年2回ありましたが、1回につき1〜2万円程度。「ボーナス」と呼べる額ではありませんでした。
- 頭打ち感:これ以上どう頑張っても、給料が上がる仕組みがありませんでした。
トラックドライバーの1日の流れ
私が実際に働いていた「フルトレーラー(定期便)」の1日を紹介します。
【勤務時間:約11時間】
- 出勤・点呼:車両点検と荷物確認を行い、福岡へ出発。
- 福岡到着・荷役:荷物の積み下ろし作業。
- 移動:広島へ向けて出発。
- 昼食・休憩:走りながらおにぎりを食べたり、SAで休憩したり。
- 広島到着:トレーラー(車両自体)を乗り換える作業。
- 帰路:福岡を経由して会社へ戻る。
- 帰社・点呼:日報を書いて帰宅。
トラブルや渋滞があると日付が変わることもありましたが、基本はこのサイクルです。
【参考】地場と長距離の違い
- 地場ドライバー:
- 近距離の配送がメイン。毎日家に帰れる。
- 終了時間は荷物量による(14時に終わる日もあれば、21時過ぎる日も)。
- 長距離ドライバー:
- 数百km〜1,000km以上を走る。
- 家に帰れるのは週に数回。体力勝負だが、一人の時間が長い。
仕事内容の「きつい・楽」の分かれ道
トラックドライバーの仕事は、**「運転」と「荷役(積み下ろし)」**の2つで構成されています。 私の感覚では、運転:8割、作業:2割くらいの比率です。
ここで重要なのが、**「どうやって荷物を積むか」**です。
パターン1:フォークリフト積み(楽)
パレットに乗った荷物をフォークリフトで運びます。体力的な負担は少ないです。 (フルトレーラー時代はこれでした)
パターン2:手積み・手下ろし(地獄)
重い荷物を手作業で一つひとつ積み込みます。 大型トラック満載分の手積みは、本当にきついです。特に夏場はサウナ状態で、脱水症状になるレベルです。 「手積みがあるかどうか」は、入社前に絶対確認すべきポイントです。
トラックドライバーの「きついこと」4選
正直な本音を書きます。
- 手積み・手下ろし 上記のとおり、体力的に一番きついです。腰を痛める人も多いです。
- 待ち時間が長い 配送先で荷物が出るまで1〜2時間待たされることはザラです。その間は給料が発生しない(歩合の場合)ので、時間の無駄に感じてストレスでした。
- 生活リズムが不規則 出発時間が荷物によって変わるため、寝る時間も起きる時間もバラバラになりがちです。
- 会社の不公平さ(私の場合) これが辞めた最大の理由ですが、同じ仕事をしているのに手当の額が人によって違うなど、評価制度がいい加減な会社でした。「言ったもん勝ち」な環境には納得できませんでした。
トラックドライバーの「良いこと」4選
もちろん、良いこともたくさんあります。
- 運転が好きなら最高に楽しい 好きな音楽を聴きながら、いろいろな景色を見て走る。ドライブ好きにはたまりません。
- 一人の気楽さ 人間関係の悩みは一般企業に比べて圧倒的に少ないです。荷役の時以外は、誰にも邪魔されません。
- 頑張れば稼げる 歩合制なら、走れば走るほど給料に直結します。年収500万円オーバーも現実的です。
- 仲間意識(会社による) 私の場合は同僚と仲が良く、LINE通話で雑談しながら走るのが楽しかったです。
向いている人・向いていない人チェックリスト
ご自身の性格と照らし合わせてみてください。
✅ 向いている人
- 運転が好き
- 一人の時間が苦にならない
- 体力がある
- とにかく稼ぎたい
- 人間関係のストレスを減らしたい
❌ 向いていない人
- 運転が苦手・怖い
- 体力に自信がない
- 毎日決まった時間に起きて寝たい(規則正しい生活重視)
- 長距離の場合、毎日家に帰りたい人
未経験からトラックドライバーになるには
未経験でもなれますか? → なれます。 私も未経験スタートでした。
- 免許:最初は普通免許(準中型)があればOK。
- ステップアップ:2トン・4トン車で慣れてから、会社の支援制度などを使って大型免許を取るのが王道です。
※会社によっては「大型免許取得費用全額負担」などのサポートがあるので、求人票をよくチェックしてください。
なぜ私はトラックドライバーを辞めたのか?
仕事自体は嫌いではありませんでしたが、以下の理由で転職を決意しました。
- 給料の頭打ち:年収510万円以上稼げるビジョンが見えなかった。
- 不公平な評価:所長の気分次第で手当が変わる環境に愛想が尽きた。
- 将来への不安:退職金がなく、ボーナスも寸志程度だったため。
現在は**「内航船員」**に転職し、給料アップと将来の安定を目指しています。
まとめ:トラックドライバーは良い仕事だが、会社選びが命
トラックドライバーは、運転が好きで稼ぎたい人には非常に魅力的な仕事です。 ただし、**「どの会社に入るか」**で人生が変わります。
入社前にこれだけは確認してください:
- 給与体系(固定給か、歩合か)
- 手当の種類と基準
- 手積み・手下ろしの有無
- 免許取得支援制度の有無
私は会社選びで少し後悔しましたが、ドライバーとしての経験自体は宝物です。 この記事が、あなたの新しい一歩の参考になれば嬉しいです。
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この記事が、あなたの転職の参考になれば幸いです。
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執筆者プロフィール
元トラックドライバー(3年)、現在は内航船の船員(2年目)。 物流業界での実体験をもとに、転職や働き方について発信しています。

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